横浜の若者たちとともに



 青年たちを取り巻く社会状況は、若年労働市場の崩壊といわれるくらい望んだ職につける機会がせばめられ、社会参加の機会も少なくな っております。このような状況の中で、青年たちが自立できないという社会現象が生まれ、夢や希望をもちにくくなったといわれておりま す。
 青年たちの元気のない社会に未来はありません。私たちは青年の自立を促し、社会と関わっていく青年活動やボランティア活動に参加を 呼びかけ、さまざまな機会や場の提供など進めてきました。
 ともに学び、体験する私たちの活動に今まで数えきれないほどの青年たちが参加しました。参加を契機に私たちの活動だけでなく、それぞれ の立場で地域や社会でボランティア活動など幅広く活動する仲問たちもたくさんおります。
 横浜のあちこちで青年たちの元気な活動が生まれ、育ち、大きく広がり、青年が地域や社会でさまざまな役割を果していくという私たち の強い願いに向けて、仲間と共にさらに活動を展開していきます。
横浜市青年団体連絡協議会
会長 浅 井 正 美



    横浜市青連は、横浜の青年たちを中心とした様々な活動がより活発になることを願いながら、多くの
   市民の方々と手を取り合いさまざまな幅広い活動を展開しております。

    主な活動としては
     ○青年活動への参加の呼びかけやサークル活性化の活動。
     ○青年の交歓・交流や様々な研修、学習活動。
     ○青年活動の情報の提供のための広報活動。
     ○青年施設の充実なピ、活動環境の整備のための活動
     ○青年の国際交流や国際理解の活動。

    このような活動を中心にポランティアの青年たちと共に積極的な取り組みを行っています。活動に参
   加したのを契機として青年たちの自主的な活動がいくつも生まれています。ポランティアを中心とし
   た私達の活動はまだまだ克服していかなければならない多くの課題をかかえていますが、横浜の様々
   なところで青年活動の輪を大さく拡げていこうという私達の運動の一端にふれてみてください。




                          ◆◆◆活  動  方  針◆◆◆

     私たちは様々な青年やグループ等の連携を深め、平和で明るく豊かな社会に向けて、青年が地域や社
   会で大きな役割を果たしていけるよう、多くの青年と共に積極的な活動に取り組んでいきます。
   
   基本的事項および事業計画

   1.ユースネットワークの推進
     横浜にはさまざまな若者を中心としたボランティア、NPOなどのグループが活動している。多くの
     これらのグループ、団体に呼びかけ幅広い協力、連携を推進、若者たちの諸活動の活性化のため
     ネットワークづくりをすすめます。
    (1)参加を促すための活動
       若者たちが活動に参加するよう、あらゆる機会をとらえて積極的に呼びかけています。
      〈2)参加の機会の提供
     各種のリーダー研修会をはじめとして、若者たちの社会参加、交流、体験活動の機会や場を提供
     若者たちの活動参加を推進しています。

   2.各種事業の推進
    (1〉交歓・交流活動事業
       多くの青年の交流と連帯を図るため、各種の交歓・交流事業に取り組んでいます。
    〈2)研修活動事業
       青年団体活動の活性化を図るため、指導者の養成の研修会をはじめとして、青年をとりまく
      諸問題について広く学ぶきっかけをつくるための事業をすすめています。
    〈3)協働、共催事業
       団体の特徴を生かした事業で一般の青年・市民も参加できるものについて、各団体と協力して
      事業を行ないます。


   3.広報活動の推進
    (1〉活動情報版の発行
      活動情報のニュースやパンフレット等を発行、青年たちを中心に青少年施設、関係機関等へ配
      布、活動情報の提供を行います。
    (2〉ホームページ、メールニュース等の発信
      メールアドレスを登録した関係者や活動参加者に活動状況などを中心とした情報のメールニュースを
      随時発信、Eメールやホームページによる活動情報交換を広く行います。


   4.若者の参加活動の推進
     青年や青年団体の意見が反映した青少年施策の実現を図るため、行政等各関係機関に対して条件整
     備ができるよう発言・運動をすすめていく。また青年の社会参加を促進するためのキャンペーン
     等も行ないます。


   5.国際交流活動の推進
     国際都市横浜の青年として、積極的に海外青年と交流していく。また市民外交の一端を担う青年
     として国際理解、国際協力を深めていく活動を展開します。


   


                 ◆◆◆委 員 会 の 活 動◆◆◆


    私達の活動や実践を創り出していくのは、すべてボランティアの仲間たちです。青年たちが共に歩み、
   学び合い、成長しながら様々な活動が展開されています。その中心となるが各委員会です。

  ■ 国際交流委員会
    国際交流や国際理解の活動をすすめます。@東南アジアや横浜の姉妹都市を訪問する−−青年海外
   派遣、A海外から青年を迎えてホームスティや交流会、見学などを行う−−海外青年受入事業、B
   講演会や学習会、留学生や在日外国人と交流を行う−国際理解の活動に大別されます。 留学生など
   も参加して活発に活動しております。 ●青年海外友好訪問団の企画、実施 ●海外青年の受入(ホ
   ームスティ・交流パーティーなど) ●よこはま国際青年の村企画、実施など。


  ■ 広報委員会
    青年の様々な活動を一般の青年や市民に広くアピールするという重要な役割を担っています。私達
   の活動や役に立つ情報をキャッチして、広報紙をつくり情報提供しますが、マスコミなど他の広報媒
   体も使い活動を知らせます。●よこはま青年の発行 ●ホームページの作成など


  ■ 組繊委員会
    青年活動の輪を広げるための活動を行います。青年がひとりでも多く活動に参加してほしいという
   願いを達成するため、青年活動の調査や青年活動について学び考えます。また関係する団体や機関と
   も連携を図ります。●パンフレットの発行 ●青年グループ・サークル調査など


  ■ 研修委員会
    青年の交流を深める活動や問題意識を高める学習、青年活動のリーダーの研修などを行います。
   全国のいろいろなところで行われる他機関の研修にも積極的に参加します。
    ●青年交流キャンプ野外活動 ●青年国内研修の実施 ●青年リーダー研修(ユースセミナー等)の企画
    ●他都市青年交流など


 
  ■連絡先:横浜市青年団体連絡協議会■
       〒23l−0013 横浜市中区住吉町4−42−1横浜市青少年育成センター内
              TEL045一662−7348(不在の時は留守番TELへメッセージを残してください)  
              E−mail: お気軽にご連絡<ださい!




    1977年 横浜サークル協議会などの青年団体が中心となり,横浜における青年活動の窓口,青年運動  
        のさらなる発展を期して,横浜市などの青少年行政の協力を得て設立する。
    1978年 第1回青年の国際交流を考える集い,国際理解講座,横浜を訪れる外国の青年代表団の受入活
        動、横浜の姉妹都市への青年代表団の派遣など青年の国際交流活動を積極的に展開。
      1979年 横浜の青年活動の将来を考え、新たな活動を展開するための「青年活動基金」を設立する。
       事務所を働く青少年いこいの家に移管する。
   1980年 青年ニューカレドニア訪問団を派遣、その後親善訪問団を受け入れるなど市民との交流を展
       開する。
    1981年 全国の都市の青年団体のリーダーを横浜に招いて「日本都市青年会議」を開催,青年活動に
       かかわる活動家とのネットワークづくりを図る。横浜市青年訪中団を派遣する。
   1982年 「青年活動基金」のための花いっぱい運動や国際協力アジアの子供らに友情を一円玉キャン
       ペーンを展開する。横浜市青年シンガポール友好訪問団を派遣。
    1983年 横浜国際青年の村(YYA)事業を開始,横浜で生活する外国青年などを視野に入れた活動を本
        格的に始める。85年の国際青年の年に向けて「国際青年の年を考える集い」を開催「行動
       計画・横浜アピール」を発表する。横浜市青年タイ友好訪問団派遣。
   1984年 国際青年の年に向けて青年たちの活動活性化を目指して、市民の祭「横浜開港祭」などでも
       活動を広くアピールする。国際青年の年を周知する「IYYフォーラム」開催、横浜市青年
       マレーシア友好訪問団を派遣。
    1985年 国際青年の年,テーマの参加,閲発,平和のもとに「国際シンポジウム」など多彩な事業を
        展開。横浜市民に向けて広く青年たちの活動をアピール、様々のところから注目される。
    1986年 国際平和年を記念して、「宇苗船、地球号今,そして未来へ」をテーマとして,全国の青年
              たちに呼びかけて,「日本都市青年会議横浜大会」を開催,「よこはま平和アピール」を発
              信した。事務所を横浜市青少年育成センターに移設する。
   1987年 横浜市青年韓国友好訪問団を派遣。85年の国際青年の年から国際平和年を受けて「平和コ
       ンサートINよこはま」「ピースウィンドINひろしま」などの活動を展開する。
   1988年 海外研修15回を迎え横浜市青年タイ友好訪問団を派遣、友好団体のタイ日親善クラブの神
       奈川県青年代表団の受入や横浜上海青少年友好の船など国際交流事業を広く展開する。
    1989年 横浜市政100周年を契機に交流のあったタイの青年を横浜に迎え「横浜・バンコク青年交流」
        事業を開始。横浜博覧会の見学や青年交流セミナーの開催などに多くの横浜の青年たちが参
       加する。横浜の友好都市「上海青年連合代表団」の受入交流、さっぽろ雪祭り雪像作りボラ
       ンティア「スノーアクト」事業も始まる。
   1990年 サーフ90渚のふれあいセミナーが始まり「渚のふれあい国際青年の村」など相模湾を中心
       に海と環境を考える活動を展開する。
    1993年「地域から世界へ・青年ネットワーク」をテーマに「日本都市青年会議横浜大会」を開催,全
        国から参加した青年たちと様々な課題について討議,全国の若者へメッセージを発信。
   1994年 横浜再発見青年交流事業実施、阪神淡路大震災で被災した留学生支援するため様々な活動を
       行う。
   1995年 野外活動を通して環境問題を考える「ユースセミナー青年交流キャンプ」事業がスタートす
       る。
    1998年 国際協力事業としてハリケーンの被害を受けた中米ホンジュラス支援キャンペーンの活動を
        立ち上げ,多くの市民の協力により活動の輪が広がり,各方面から注目されている。
   2000年 エイド・ホンジュラスチャリティコンサートや支援活動報告展、ホンジュラス料理教室など
       を開催する。
   2004年 タイと横浜の青年たちが相互に訪問、横浜とバンコクでさまざまな交流活動を行う『横浜バ
              ンコク青年交流』が30周年を迎える。バンコク(8月)横浜(11月)で記念事業開催。
   2007年 子どもゆめ基金事業として国際理解を深める「異文化体験!食べる。学ぶ。交わる。」が始ま
       る。
      2010年 本会の青少年教育活動などが評価され代表が文部科学大臣より社会教育功労者として表彰を
       受ける。
   2011年 東日本大震災の各種支援活動に協力、また、恒例の「横浜バンコク青年交流」事業を延期す
       る。
   2012年 横浜開港記念日に外国青年と横浜をフィールドに体験活動を行う「横浜再発見!外国青年とと
       もに」を実施する。


                          ◆◆◆私たちの主な事業◆◆◆

    たくさんの友達をつくりたい。ポランテイア活動をやってみたい。出会い、語り合い、様々な体験
    をしてみたい。そんな仲間たちをいつでも応援しています。
    
  ■仲間と交流したい■
    青年交流キャンプ 野外活動、語り合いなどで若者たちの交流を図ります。
            9月 神奈川県柳島青少年キヤンプ場(茅ヶ崎)
        スタートボランティア ボランティア活動の入門講座

  ■学び合い語り合い■
    青年国内研修  日本都市青年会議全国大会に参加、全国の若者たちと交流します。
            シンポジウム、分科会、交流会等(2010年新潟市、2011年神戸市、2012年太田市、2013年和歌山市))
    若者の居場所づくりホーラム 全国の都市の青年団体のリーダーや青少年担当行政職員と共に学びます。
            2月 横浜市青少年交流センターほか 講演、シンポジュウム、分科会、交流会等

  ■海外の青年たちと共に■
    よこはま国際青年の村  外国からの青年たちと宿泊を共にしながら交流、理解を深めます。
             10月(1泊2日) 神奈川県内
    横浜パンコク青年交流  30年以上続いている息の長い横浜とタイの青年たちの交流活動。
             11月 7日間 ホームステイ、交流体験活動、青年交流セミナー等
             横浜市野島青少年研修センター等 ホストファミリー、参加者を募集します。
    横浜市青年タイ友好訪問 バンコクで行う「青年交流」に参加します。
             8月 体験学習、ホームスティ、交流会、表敬訪問、各地見学等
    異文化交流「食べる。学ぶ。交わる。」
             各国の料理を通して国際理解、異文化体験を図る。
    その他「国際理解講座」などとあわせて随時開催します。
 
  これらの活動ではポランテイアとしてお手伝い下さる方や参加者を随時募集しています。

  ※この他にも関係機関の実施する各種研修会への派遣、海外派遣など募集窓口となりいろいろな活動に参加、派遣をしています。
      ■詳しいことは事務局へメールかお電話でお問い合わせください。




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